
GILDAN(ギルダン)【ブランド徹底解説】
1984年にカナダで創業した世界的な無地アパレルブランド。
耐久性の高いヘビーウェイトからリングスパンのソフトボディ、ドライ系まで幅広く揃い、プリント用ボディとしても世界中で流通しています。
特徴
GILDAN(ギルダン)の強みは「幅広い厚み・糸種のラインナップ」と「圧倒的な流通量」にあります。
代表的なヘビーウェイトのウルトラコットンTシャツ(2000)は6.0ozでしっかりした肉感と高い耐久性を持ち、仕事着や重ね着に向く一方、リングスパン糸を使った4.5oz前後の軽めで滑らかな肌触りの商品もラインナップされています。
ドライ系やパーカーなど多ジャンルを押さえつつ、色数・サイズ展開が豊富で業務用・イベント用どちらにも使いやすいのが特徴。
近年は生産拠点の垂直統合や環境認証取得など、サステナビリティ施策にも注力しています。
歴史
創業は1984年、グレン/グレッグ・チャマンディ兄弟がモントリオールの紡績工場を買収したことに始まります。
1990年代後半から中米(ホンジュラス等)へ生産基盤を拡大し自社による編み→染色→縫製の垂直統合を進めたことでコスト競争力と安定供給を確保。
2000年代以降は北米で無地ボディの主要サプライヤーとなり、Anvilなどの買収や事業拡大を通じてグローバルなブランド群を構築しました。
現在は大規模な製造ネットワークと流通チャネルを背景に世界中のプリント業者で標準的に採用されています。
価格感
無地ボディは1,000円前後〜2,500円程度。
4.3ozのポリジン加工ドライは流通価格で約1,000〜1,500円、ドライポロややや厚手のアイテムはメーカー希望小売で2,000円台の商品があります。
人気アイテム
6.0オンスウルトラコットンTシャツ(品番:2000)
6.0oz ヘビーウェイトの定番。耐久性重視のプリントに。
5.3ozプレミアムコットンジャパンスペックTシャツ(品番:76000)
程よい厚みで、日本人の体型に合わせたシルエットを採用したジャパンスペックモデル。
8.0ozヘビーブレンドプルオーバーパーカー(裏起毛)(品番:18500)
GILDAN(ギルダン)のスウェット・パーカーで最も定番。裏起毛で保温性が高い。
FAQ
Q1: GILDAN(ギルダン)はどこで作られていますか?
編み〜染色〜縫製まで自社管理する工場を中米に持ち、自社で一貫して大量生産を行っています。
Q2: どのプリント方法と相性良いですか?
綿100%ボディはシルクスクリーン、インクジェット、刺繍など一般的な加工に適しています。ポリエステル混・ドライ系は昇華や専用転写・DTFがおすすめです。
Q3: 環境・安全性の取り組みは?
工場のサステナビリティ認証(OEKO-TEX STePの取得など)や循環型目標を掲げており、近年は環境指標の公開にも注力しています。
Q4: サイズ感は日本人向けに合いますか?
「Japan Fit」などのローカライズモデルも流通しており、商品ごとにサイズ表があるため購入前にサイズをご確認ください。
類似ブランド
United Athle(ユナイテッドアスレ):日本の定番無地ブランド。高品質な定番Tシャツが人気。
Printstar(プリントスター):安価&大量発注に強く、プリント用ベースにもよく使われます。
LIFEMAX(ライフマックス):着心地や機能性にこだわったアイテムが多いのが特徴。