甥っ子への偏愛から生まれたTシャツ?イラストレーター「チャンミイ」がTシャツに込める思い

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愛する我が子のために編み物をしたり、手の込んだ料理を作ったりする親はたくさんいますが、なかには他人の子に深い愛情を注ぐ人もいます。

 

イラストレーターのCheung*ME(チャンミイ)さんがその一人。

 

2009年に誕生した姉の子ども、H君を溺愛するあまり、H君のために世界でたった一枚のTシャツを作って贈るようになったのです。

 

これまでにプレゼントしたTシャツは400枚!

 

今回はチャンミイさんに、甥っ子への偏愛ぶりと、Tシャツに込めた思いを聞いてみました。

 

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甥っ子が可愛すぎて“オムツ大臣”に就任

大学の芸術学科を卒業後、イラストレーターとして活動を始めたチャンミイさん。

 

これまでに女性向けのファッション雑誌や子ども向けの教育系の本、商品のパッケージ、スポーツチームのマスコットやバンドのツアーグッズのデザインなど、さまざまなイラストを手がけてきました。

 

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甥っ子のHくんが生まれたのは2009年のこと。これをきっかけに、イラスト一筋だったチャンミイさんのHくんに対する偏愛がスタートしたのです。

 

チャンミイ「生まれた時からもう可愛くて可愛くて……姉からは『オムツ大臣』を任されて、いつも私がオムツを替えていました(笑)。そんな中、姉が子育て環境を考えて東京の都心から郊外の方に引っ越すと言い出して……それまで近くに住んでいていつでも甥っ子に会えたのに、勝手に遠くに行ってしまって本当に悲しかったです。結局、どうしても甥っ子の近くで生活したくて、私も後を追って姉家族と同じマンションに引っ越しました。」

 

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甥っ子への愛情から誕生した子ども服ブランド

そんなチャンミイさんは、イラストレーターの仕事をしながら2012年に子ども服のブランド「Je t’aime ANTONIO mon neveu(ジュテームアントニオモンヌヴ)」を立ち上げました。

 

ブランド名はフランス語で、「私の可愛い甥っ子アントニオ」という意味。なんと甥っ子への愛情からファッションブランドを立ち上げてしまったのです!

 

チャンミイ「甥っ子に洋服をプレゼントしたいと考えたときに、可愛い子ども服って意外とないことに気付いたんです。そんななか、甥っ子が保育園に入る時、持ち物に全部名前やマークをつけたりしなければいけなくて、姉に頼まれて甥っ子のためにオリジナルのキャラクターを考えてスタンプを作り、洋服などいろいろなアイテムにスタンプを押しました。それがブランドを始めたきっかけです。」

 

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「マスコットキャラクターに限らず、甥っ子が好きな電車などを描いたTシャツを作ると、甥っ子はすごく喜んでくれました。保育園に行くのが嫌だとダダをこねたときも、Tシャツを着せたら喜んで機嫌を取り戻してくれたり、そんな反応が返ってくるとますますたまらないですよね。(笑)」

 

Tシャツを作る原動力は「愛」

やがてチャンミイさんは甥っ子だけでなく、他の子のためにもデザインを考えるようになっていきました。そして、これまでに4回のTシャツ展示販売会を開催。そこで新鮮な感情を覚えたそうです。

 

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「例えば、前の展示会でペンギン好きだった子がいたから今度はペンギンをモチーフにした違う作品を用意したら喜んでくれるかなとか、いろんな子どものことをイメージするようになりました。面白いのが、『これすぐに売れちゃうだろうな』と思うような、私の中ですっごく自信のあるデザインが全然売れなくて、その売れ残りを甥っ子に着せると「あー、これはこの子のために作ったものだったんだ。」って思うことがあって……。ちゃんと一枚一枚のTシャツが一番ふさわしい人のところに旅立って行くんだなって、運命みたいなものを感じました。」

 

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そんなチャンミイさんも2014年には長女を出産!さらに、甥っ子にも弟が誕生しました。3人は今も同じマンションで生活しながら、日々お気に入りのTシャツを着て学校や幼稚園に通っています。

 

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「イラストレーターとしての仕事をしながらたくさんのTシャツデザインを考えるのは大変だけど、私がTシャツを作る原動力は“愛”。また愛のある作品が溜まった頃、展示会を開催したいです。」

 

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Interview & Writing & Photo:下條信吾(KaRaLi・Tropicos)

 

【取材協力】
Je t’aime ANTONIO mon neveu by Cheung*ME

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