いつものメイクじゃ無理!「マスク美人」になるアイメイクのコツ

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近年、風邪や花粉症とは関係なく、マスクを愛用する人が増えています。確かに、コンビニなどにちょっと外出するときは、マスクを付けていればメイクを省けて便利ですよね。また、ダテ眼鏡のように「自分の顔を直接見られることがないので、安心できる」という人も多いようです。

 

そんな風潮の中、今、注目されているのが「マスク美人」。顔の下半分が隠れているので、いつものメイクとはちょっぴりコツが異なります。

 

そこで今回は、メイクアップアーティストの尾崎純子先生に、簡単に「マスク美人」になれるプロの技を伝授してもらいました!

マスク美人のキーワードは「清潔感」

尾崎「マスク愛用者の多くは、人に注目されることが苦手なはずです。まつ毛を盛り過ぎる派手なアイメイクだと、マスクで隠れている部分も派手に思われてしまって逆効果。清潔感をキーワードに、清楚なマスク美人を目指しました

【Before】

「落ち着くから」との理由で高校時代からマスクを愛用している西川千尋さん。本来なら褒められる肌の白さなのに、マスクを付けると体調が悪いように思われてしまうのが悩みだとか。

 



【After】

こんなに変わりました!清潔感があって楚々とした雰囲気が良いですね。悩みの青白い顔色も、血色のある生き生きとした印象に!

 

では、ここからは尾崎流「マスク美人」のつくり方をご紹介しましょう!アイメイクをはじめ、眉の描き方やヘアアレンジについてもお伝えします!

1.アイシャドウ

西川「眉からではなく、アイシャドウからなんですね」

 

尾崎「眉から始めると、眉に合わせたアイメイクになってしまいます。アイメイクか眉か、コンプレックスのあるパーツから始めるのがコツです。西川さんの悩みは顔色だったので、アイメイクから始めるのがベター。そして、アイシャドウの前にピンク系のベースを塗りましょう」

 

西川「ベースのひと手間で、ぐっと血色が良くなりますね!」

 

尾崎「血色が悪い人や黄ぐすみが気になる人はピンク系、色素沈着で茶色っぽい人はオレンジ系のベースで整えると良いですよ。西川さんの場合、さらに血色が良く見えるように、アイシャドウは明るいピンクベージュを全体に、オレンジベージュをアイホールに塗りました」

2.ビューラー

西川「普通はアイラインの後にビューラーですよね」

 

尾崎「先にアイラインを書くと、ビューラーをするときに消えてしまいますからね」

 

西川「なるほど~」

 

尾崎「ビューラーは目元、中間、毛先の順番で3回ぐらいに分けて挟むと、きれいなカールになります。目頭や目尻が上げにくい人や逆まつ毛の人は、さらに部分用ビューラーを使うと良いですよ」

3.アイライン

尾崎「アイラインは、まつ毛の間を埋めるように描きます。まつ毛の下、目との間のインサイドラインが白く見える人は、インサイドラインも塗りましょう」

 

西川「目力をアップさせる秘訣はありますか?」

 

尾崎「アイラインの端から端、目頭から目尻までをきっちりと丁寧に描きましょう。まぶたの目頭部分を指で鼻の方へ引っ張り、目頭からきっちりとラインを入れるのがポイント。『目頭切開ライン』というメイクテクニックです」

 

西川「目が大きく見えますね!アイラインの効果ってすごい」

 

尾崎「特にアラサー以降は、目の輪郭がだんだんぼんやりしてくるので、アイラインは必須ですよ

4.マスカラ

西川「マスカラって、横ではなく、縦に持つんですか?!」

 

尾崎「縦に持って扇形に広がるようにまつ毛を方向づけると、目が大きく見えますよ。塗るときは、根元はしっかり、毛先は軽くがポイント。毛先に付け過ぎてダマになったら、スクリューブラシで取りましょう。スクリューブラシは100円ショップでも売っていますよ」

 

西川「マスカラは塗り過ぎるとギャルっぽくなるのに、目が大きく見えてとっても自然な感じですね!」

 

尾崎「計算されたナチュラルです(笑)。下まつ毛は上まつ毛とのバランスに注意し、好みで軽く付けても良いですよ

5.涙袋

尾崎「涙袋にピンクベージュのアイシャドウを入れましょう。目頭と鼻のキワの間にも入れるのがコツ。顔の中心が明るいと、より元気に見えます」

 

西川「また血色がアップしましたね!この色だと、優しくて、かわいくて、ちょっと色っぽい感じ。また、黒目がコントラストで際立って、大きくも見えます」

 

尾崎「うるうるした瞳になるでしょ?アイボリーやクリーム色のベージュなら落ち着いた雰囲気で魅力がアップするので、OLさんにもおすすめ。シルバーやゴールドなら、華やかになり、パーティにもピッタリですよ。また、マスクで隠しきれない目の下のクマがある人は、疲れた感じが出ないようコンシーラーも塗るのがベターです

6.まぶた

尾崎「まぶたの中央にも涙袋と同じ明るい色を入れると、目元が立体的になりますよ

 

西川「本当だ。彫が深くなっていますね!」

7.アイブロウ

尾崎「眉墨は、パウダーとペンシルの両方を用意します。まずはパウダーで足りない部分を描きます。眉山の位置を決めて、眉山から眉尻をしっかりめに。眉の中心はふんわりと描きましょう」

尾崎「そして、ペンシルを使って毛が薄い場所に毛を1本1本描くように補足してください」

 

西川「毛並みがあって、より自然な感じに仕上がりますね」

8.眉マスカラ

西川「マスカラみたいな、それは何ですか?」

 

尾崎「眉マスカラです。まずは毛を逆立てるように眉の外側から内側へ、次に毛並を整えるように内側から外側へ塗ります。髪の毛を染めている人は、髪色に合わせて色を選びましょう。眉だけ黒くて浮くことはなくなりますよ」

 

西川「私のような黒髪には似合わないのかな?」

 

尾崎「キリッとした感じやモダンに仕上げたいなら塗らなくてもOKですが、黒髪よりワントーン明るい色のマスカラを塗ると、あか抜けた雰囲気になりますよ。西川さんの場合は赤みのあるブラウンを。血色がアップします」

9.ヘア

尾崎「表面からピョンピョン飛び出している、いわゆる“アホ毛”は固まらないワックスやミストなどで抑えましょう

 

西川「マスクをすると、やつれて見えますもんね」

 

尾崎「髪型の一部をきっちりまとめると清潔感が出ます。毛束感を演出すると、より今風になりますね。ハーフアップもおすすめですよ」

 

西川「人気の“くるりんぱ”も良いですね!」

 

尾崎「今回は、サイドをすっきりさせるため、毛束感を出すように中央をくくってから、サイドを“くるりんぱ”にしてまとめてみました。毛先はヘアアイロンで少し巻いて散らします」

10.完成

西川「とっても自然な感じなのに、女性らしさがワンランクもツーランクもアップしたみたい。アイメイクと眉だけで血色も良くなって、マスクをしているのに明るく上品な感じが良いですね!」

 

尾崎「見えるところが目と眉に集中するから、顔全体をメイクするより、ちょっぴり丁寧にするのがコツ。また、正面より斜めや横から見られることが多いことも意識してキワまで手を抜かないようにしましょう。ただ、すっぴん隠しの手抜きメイクなら、とりあえず眉は書いて、アイラインかマスカラのどちらかでOK。目の大きい人なら眉だけで大丈夫ですよ」

ファッション感覚でマスクを楽しみながら、目指せ!マスク美人

さて、今回のマスク美人のメイクアップはいかがでしたか?プロならではのテクニックが満載でしたね。ぜひ活用して、あなたも「マスク美人」を目指してみてください。

 

なお、マスクも最近では、小顔に見えるタイプのものや、シックな黒色など、バリエーションが豊富です。また、自由にオリジナルプリントできるマスクもありますよ。

服を着替えるようにファッション感覚でマスクを付けるのが楽しくなって、イベントやパーティでも活躍しそうですね!

 

【model】
西川千尋さん/モデル(株式会社ロッテンマイヤー所属)
■HP:http://www.rottenmeier.co.jp/models/nishikawa_chihiro.html

 

【Interviewer&Writer】
児島奈美

【取材協力】尾崎純子さん

メイクアップアーティスト

Beauty Studio.Lotus~Lotus(ビューティースタジオ ロータスロータス)代表
西宮市でエステとヘアメイクのサロンを経営。サロンワークの他、トップメイクアップアーティストに学んだ技術を活かし、講師として各地でメイクレッスンを行う。「特別な日のヘア&メイクアップ術」や日常シーンにおける「なりたい自分になれるメイク術」が好評を博しており、テレビや情報誌でのメイクアップレクチャーなどにも出演。関西を中心に活動の幅を広げている。■HP:http://www.lotus-lotus2006.com/

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